裸足のススメ
昔の写真を整理していたら、娘が保育園の帰りに毎日遊んでいた砂場とブランコの写真が…
「ニヤリ…」と笑ってちっちゃな靴をそそくさと脱いで、砂場やブランコで日が暮れるまで遊ぶ。
遊びすぎて帰りの車で眠ってしまい、起きるまで自宅前でまん丸い顔を見ていました。
そこで思い出したのが、昔通っていた大学の教授の講義。「さあ外に出ましょう!」と1年生講義初日に、学科の学生全員がグラウンドに集合。
教授から「裸足になってください!」と言われ、皆さん渋々裸足になり、グラウンドの冷たくジャリジャリとした感触と、芝生のひんやりとくすぐられる様な感触を感じたあの講義…
ご存じの方も多いと思いますが、日常で味わうことのない砂や芝生の優しい刺激により、副交感神経(リラックスしているときに活発に機能する神経)が刺激されリラックス効果が増幅されます。
教授は緊張している学生たちをリラックスさせようとしていたのか…とおっさんになった今知りました。
そこで話は娘の写真に戻りますが、子供ってすごいですね!なぜなら、誰に教わるわけでもなく自分でストレスコーピング(ストレスへの対処法)を保育園というお勤めの後、公園の砂場で実践しているのです。(それで帰りの車で寝ちゃうんですね…)
不眠症やそれに伴う生活の乱れでお困りの方は、ご自宅の庭や近所の公園、また海岸や河原など身近な場所で、仕事帰りに靴と靴下を脱ぎ捨て、ためしてみたらいかがでしょうか?
少しだけ足の裏のお話でした。
©Slowflow Inc.